葬儀を行う際、寺院にすべきか、ホールにすべきかお悩みの方もいらっしゃいます。

まず、設備面で言うと寺院は一定の環境が誰に対しても用意されています。

例えば、祭壇がお布施の額によって縮小されることもありませんし、客殿の規模が狭くなるわけでもありません。
皆さん一律の環境を利用することができます。

それに対しホールの場合は、やはり費用によって規模や格が変わってくる点は否めません。
参列者の人数によって会場も広くなったり、狭くなったりしますし、祭壇も華やかになったり、あるいはちょっと質素になってしまったりという部分はどうしても出てきます。

演出やサービス面でのことも考えると、セレモニーホールを選んでも良いかもしれませんが、どうしても商売の側面が感じられてしまう点が大きな違いかと思います。

寺院は葬儀をメインに行う施設ではなく、信徒の皆様に仏教や宗派の教えを説く場所として利用されています。

そういった厳かな環境のほうが落ち着くという方もいらっしゃいますので、このあたりの本質の違いを考慮しながら、どちらにするかご検討いただくと良いかと思います。

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